職員座談会

秋田県建設・工業技術センター職員座談会秋田県建設・工業技術センター職員座談会

本座談会では、職員の個人情報保護の観点から顔写真と氏名は公開しておりません。

メンバー紹介

K.O

20代男性/入職年:2022年/採用区分:一般

K.OK.O

K.O

20代男性/入職年:2022年/採用区分:一般

主に担当している業務は、災害復旧工事の積算です。
積算とは、設計会社で作成した報告書(図面・数量計算書・仕様書など)をもとに工事にかかる費用を算出することです。
具体的には、設計会社が作成した数量計算書と設計図面の整合性をチェックしたり、設計の妥当性を確認したり、工事費を算出し、その算出のための根拠資料や現場状況、積算方法をまとめるなどしています。積算で作成する資料は大きく分けて6つあり、これらの資料を作成した後、審査室にチェックしてもらいます。

Work&Life

春~初夏は山菜を採りに家族と山へ。まとまった休みが取れたら、大好きな草津温泉(群馬県)まで出かけてリフレッシュしています。特技は小学生のときから続ける空手です。東北大会出場を目指しています。

課長

物事に動じず、ゴ-ルに向けて粛々と邁進するK.Oさん。疑問点は分からないままにせず、自分で調べたり周りに確認したりして解決に向けて努力します。また、1つのことを最後までやり遂げる強い意思を持っています。今後は多くの人と接して人脈を築いて欲しいと思います。そこで得たものが後々生きてきます。

K.C

30代男性/入職年:2017年/採用区分:一般

K.CK.C

K.C

30代男性/入職年:2017年/採用区分:一般

主に担当している業務は、橋梁工事の積算です。
橋梁工事には、新たに橋を造る以外に「補修工事」というものがあります。補修工事は、損傷状況や環境条件など、さまざまな条件により劣化の原因が異なるため、対策方法が多岐にわたります。新技術も次々と開発されており、日進月歩の面があることから、常に新しいことを学んで自己研鑽する必要があります。
基本的には設計会社が提案した対策方法に従って積算しますが、設計内容をしっかり確認して妥当性を照査し、工事の適正な予定価格が算出されるように努めています。

Work&Life

基本的に、自宅でゆっくりしていることが多いです。漫画を読んだり、掃除をしたりして過ごします。出かけるとしたら図書館やラーメン屋に行きますね。

課長

顧客や新人対応が良く、相手に安心感を与えて業務を進めている印象があります。仕事に対する熱意が高く、資格取得や研修会、見学会などに積極的に参加して日々スキルアップに励んでいます。今後、学び得た知識を実務で効果的に発揮し、さらなる活躍を見せてくれることと期待しています。

T.W

30代男性/入職年:2022年/採用区分:職務経験

T.WT.W

T.W

30代男性/入職年:2022年/採用区分:職務経験

工業材料や建設資材などの試験をメインに担当しています。
例えば次のような試験を行っています。

コンクリートの圧縮強度試験(主に現場に使用したコンクリートの強度を測定し、所定の強度が出ているか確認する)

密度吸水率試験、すり減り試験(道路工事などに使用するような路盤材の強度や密度を測定する)

金属材料の引張試験・曲げ試験・硬さ試験(金属材料の強度を測定する)

アスファルト混合物のアスファルト量・粒度・強度試験(道路に敷くアスファルト混合物を溶剤で溶かし、配合されている砂や石、アスファルトの量が適正か確かめる)

Work&Life

夫婦共働きなので家事や育児がメインです。休日は、ゲームをしたり、公園やキャンプに出かけるなど、子どもとたっぷり遊んでいます。よく出かける場所は、近所のスーパーや秋田県立小泉潟公園です。

課長

話の筋道が通っていて、コミュニケーション能力が高く、気さくながら真面目で誠実な雰囲気を持っています。前職での材料試験業務の経験を生かしつつ、周りに聞いたり文献を調べるなど、学びながら丁寧に仕事をこなしています。地元秋田での再就職。地域に貢献できるよう頑張ってください。

座談会

Q1.センター入職のきっかけ

K.O

学生時代は土木建築系について学び、水質関係の研究をする研究室に所属していました。卒業後は、地域の役に立つ仕事がしたいと秋田県庁への就職を希望していたのですが、県のインターンシップに参加したときに当センターの存在を知り、希望の勤務条件で働けることや地域の暮らしを支えるやりがいなどの点から興味を持ちました。災害や土木の役割などにも関心を持っていたことから入職を志望しました。
センターを訪問し、現在の上司たちと話す機会があったのですが、丁寧に積算の仕事について教えてもらい、職場の雰囲気や職員の人柄にも好感を持ちました。

K.C

皆さん優しいですよね。良い職場だなと私も思いました。

T.W

学生時代の専門は水質系だったんだ。

K.O

そうなんです。田沢湖や玉川の水質を調べたりしていました。河川や災害には以前から関心がありました。東日本大震災が発生したとき、私は小学生だったのですが、そのときに初めて自然災害の恐ろしさを実感して以来、気候変動による自然災害の頻発や激甚化について関心を持つようになりました。

K.C

東日本大震災以来、大きな災害が続いていますよね…。
私は新潟県からのAターンです。前職は上下水道のコンサルタントに勤め、主に上水道の設計、工事発注図書の作成、測量などを担当していましたが、親の近くで働きたいと思い、秋田に戻ろうと考えました。学生時代の友人へ近況を踏まえて相談したところ、当センターの存在を教えてくれました。
前職での設計や工事発注などの経験を生かせるのではと考えて当センターを志望しました。

T.W

私も県外からのAターンです。前職は道路建設業でした。新卒から13年間勤め、道路建設現場での施工管理を3年、アスファルト合材工場で品質管理、営業、管理職と合わせて10年間担当しました。全国転勤を伴う会社だったため、大阪3年、京都5年、埼玉4年、京都に戻り1年と各地を転々としました。
子どもが小学校に入学するタイミングで、秋田に居を構えて落ち着きたいなと思っていたところ、当センターの求人を見つけて応募しました。これまでのスキルを活かすことができて、公共性の高い安定職を探していたので、当センターはまさに希望にぴったりの仕事でした。当センターで働くようになって、秋田市内に家を建て、転勤の不安もなく暮らせるようになりました。

座談会

Q2.センターの印象

K.O

人手や技術不足に悩む地方自治体を支援することで安全・安心な地域社会の構築に貢献しているという印象を持ちました。入職直後から、災害等の対応を担当することになり、改めて地域の暮らしを支えている存在なんだなと実感しています。

K.C

業務の審査体制が整っているので、新人でも安心して業務に臨める職場だと思います。新人時代は、業務に関して何かと不安があるかと思いますが、一つの書類を必ず何人かでチェックして発注者に渡して…というようにしっかり確認してもらえるので、私自身、入職直後から安心して働くことができました。また、現場研修、社外研修、社内研修など研修制度が充実しているので、業務を覚えやすい点にも魅力を感じました。
その他の印象としては、穏やかな人が多く職場の雰囲気が良いことと、皆さん黙々と仕事をしているということでしょうか。自分の仕事に集中できます。また、有給休暇が取得しやすいため、ワークライフバランスを取りやすい職場だなと感じます。

T.W

私もワークライフバランスの面で本当に働きやすい職場だなと感じています。有給休暇も取得しやすく、勤務時間も無理がなく、子育て中なので家族とゆっくりできるようになりました。ゆとりを持って安定して働ける職場という印象です。

座談会

Q3.仕事のやりがい、魅力

K.O

発注者に対して良い提案ができ、無事に工事が落札されたときにやりがいと感じますね。それと、これまでの経験や教わってきたことを活かすことができてうれしく思います。私が所属する課では河川の災害などが発生した際に特に忙しくなるのですが、一通り業務が終わったあとは大きな達成感を感じます。そのときは頑張ったご褒美とリフレッシュを兼ねて、遠征して草津温泉に行きますね(笑)

T.W

本当に好きなんだね。草津温泉が(笑)。

K.C

私は、発注者から感謝されたときが一番うれしいですね。成果品を納めたときや相談に対応して頼りにされたときなど、感謝の一言をいただくとやりがいと感じます。それと、自分の携わった工事が完了したときの喜びは大きいですね。「あの橋は、自分が携わったんだ」と実感できることと、携わった仕事を家族や周囲の人たちに見てもらえることも嬉しいです。

T.W

私が担当している仕事は、性質上、直接的にものづくりをすることではありませんが、自分が試験をした結果が県内のインフラに活かされていることを考えると、この仕事に魅力を感じますし、大きなやりがいも感じます。
インフラをはじめ、暮らしを支えるさまざまなモノや材料の安全・安心を確かめるという重要な役割に誇りを感じています。

座談会

Q4.将来の目標

K.O

今は主に積算業務を担当していますが、現場監理業務や橋梁点検業務など今後はさまざまな業務に挑戦し、スキルアップしていくことを目標としています。中でも入職時から決意していた技術士の資格取得については、既に資格を持っている上司に直接指導をしてもらいながら勉強に励んでいます。

K.C

私は発注者から頼られる技術者になりたいです。「Cさんに相談したい」「頼りになる」と思っていただけるようにさまざまな業務を経験し、自らの幅を広げていきたいです。

T.W

私の今の目標は、とにかく試験を数多くこなすことです。試験方法や規格を確認し、早く幅広い試験に対応できるようにたくさん経験を積みたいと考えています。例えばアスファルト関係の試験は前職でも行っていたのである程度は慣れているのですが、金属関係は、まだまだ経験が足りないと思っています。どんな素材においても、発注者からの質問などに詳しく答えられるようになりたいですね。

座談会

Q5.入職を希望する方へのメッセージ

K.O

私は先輩たちから丁寧に指導してもらって早く職場になじむことができました。教育や研修、サポート体制がしっかりしているので、土木関係が初心者という方でも安心して仕事ができる職場だと思います。
当センターの業務は、地域や社会への貢献度の高い仕事です。秋田で働き、地域の役に立ちたいという方にはおすすめしたい職場です。ぜひ一緒に働きましょう!

K.C

積算に関していえば、税金を使って工事を実施するため、間違いは厳禁です。正確性が求められます。また、工事の適正な実施のためにも設計を確認する必要があるため、専門性も求められます。とはいうものの、センターはチェック体制が整っているので、丁寧に教えてもらいながら安心して働くことができます。

T.W

秋田で土木関係の仕事を探している方に、当センターは本当におすすめです。転勤がないため自分の生活の足もとを固めやすく、土木関係の仕事は全般的に公共性が高いため、安定性のある仕事と言えます。やりがいも見いだしやすく、誇りを持って仕事に取り組むことができますよ。